ボラカイ島でお砂糖みたいなビーチを歩く

セブからボラカイ島までの道のり

ボラカイはアジアの中でも有名なリゾートです。天国の島、楽園の島などと呼ばれています。

今まで気になっていた場所ではありますが、私の周りにいるフィリピン人から言わせると全てがコマーシャライズされていて、あまりそそられない場所ということで、大したことないのかなという印象を抱いていました。

しかし、セブ島周辺のリゾートはもう一通り周ってしまったので、フィリピン人にはあまり人気じゃない?ボラカイ島へ二泊三日で行ってみることにしました。

セブからはマクタン空港(CEB)から飛行機に乗って、パナイ島(Panay)のカティクラン空港(MPH)かカリボ空港(KLO)まで行きます。どちらの空港を利用するかによってボラカイ島までの所要時間は大きく変わるので注意が必要です 。今回私たちは航空券の値段とスケジュールを検討材料として、往路はカリボ経由、復路はカティクラン経由という行き方を選択しました。

カリボ空港
カリボ空港に到着
バンへの呼び込み
空港に降り立つとバンへの呼び込みが出迎えてくれる
パナイ島の港
バンカーボートでボラカイ島へ

リゾートホテルが立ち並ぶホワイトビーチ

島に到着すると、宿泊するリゾートホテルまで移動します。島内での移動はトライシクル。ここでは電気トライシクルも走っています。

私たちが泊まったのはホワイトビーチのステーション1に面している「Sur Beach Resort」。港からステーション1まで約20分ほどで到着です。ホテルへ向かう道の両脇は島民が普段通りの生活をしているので、港近くはリゾート感がありません。道路もデコボコでアップダウンも激しく、雨が降った直後なのか冠水しているところもあります。ビーチに近くにつれ、徐々に道の両脇にお店が増えていきます。ホテルの入り口に着くと、想像していたよりもコンパクトな建物という印象。しかし、中に入ると入り口とは逆方向に通路が続いていて、ホテルの中を通り抜けると、そこには白い砂浜が広がっていました。

白っぽいきめ細やかな砂はちょうど上白糖くらいの粒で、セブ周辺のビーチでは感じたことのない歩き心地。サンダルを手に持ち、砂が舞う波打ち際を歩きます。足に当たるものは何もなく、柔らかい砂の上をただ歩く、その体験こそがボラカイ島の魅力の一つです。

ホワイトビーチの波打ち際
ホワイトビーチの波打ち際
ステーション1の奥の方
ステーション1の奥の方

ステーション1はたくさんのリゾートが連なり、ホワイトビーチに面して建っています。波打ち際から建物までは距離があるので、ビーチに圧迫感はありません。どこまでも続くホワイトビーチはとても開放的です。ステーション2へ向かって歩くと、だんだんと賑やかになってきます。徐々に砂の粒も少しずつ大きくなっていき、時期的なものなのか少し藻が落ちています。セーリングが海に彩りを与えています。

日没が近づき、徐々に空がオレンジ色染まっていきます。西側に面したホワイトビーチからは、美しい夕日が見えることで有名です。この日は少し雲があり、太陽は隠れて見えませんでしたが、夕焼けをウィリーズ ロック(Willy’s Rock)から撮影。

ステーション1からステーション2辺り
ステーション1からステーション2辺り
Willy's Rockからの夕焼け
Willy’s Rockからの夕焼け

プカシェルビーチとマウントルホ

二日目の目的地はホワイトビーチから15分ほどトライシクルで北に向かった先にあるプカシェルビーチ(Puka Shell Beach)。ホワイトビーチよりも人は少なく、物売りもいなくのんびりできる場所です。砂はお砂糖ほどではありませんが、波で舞わない程度に粒が小さく、海はホワイトビーチよりも澄んでいました。白く見える砂浜はよく見るとピンクや黄色が混ざっていて、貝殻やサンゴの粒であることがわかります。絵に描いたようなグラデーションの美しいビーチです。ビーチの入り口付近には、お土産屋さんも並んでいて、ホワイトビーチにはないローカルな雰囲気が漂っています。ドリンクを売っているお店もあり、購入するとビーチチェアを貸してくれます。浮き輪なども貸してくれるようなので、水着を用意して、訪れてみるといいでしょう。

次の目的地はマウントルホ(Mount Luho)。ボラカイ島を一望できる展望台です。プカシェルビーチから15分ほど移動した場所で、ボラカイ島の東側に位置しています。

建築現場の足場のような造りの塔を登りきると、景色が開け、ボラカイ島を360度見渡すことができます。西側のホワイトビーチも東側のビーチもしっかり見えます。

水平線に沈む夕日を写真に納め、ホワイトビーチに戻ることにします。

Puka Shell Beachの入り口
Puka Shell Beachの入り口
美しい海の色
美しい海の色
Mount Luhoから眺めるボラカイ
Mount Luhoから眺めるボラカイ
海に沈む夕日
海に沈む夕日

夜のボラカイ

日が暮れると、ビーチ沿いに連なったお店から音楽が大音量で流れ出します。レーザーがビーチを照らし、地元の少年たちが作成したサンドアートもキャンドルが灯され、賑やか。ステーション2のDモールと呼ばれるエリアでは、レストランやお土産屋さんが多く、食事時ともなると観光客でひしめき合っています。Dモール内のトイレは5ペソ必要なので、小銭を用意しておきましょう。

ボラカイ最後の夕食は、日本人の口コミが多かったステーキハウスに行きました。口コミ効果のためか、私たちの他にも日本人の団体客がいました。ステーキの付け合わせが寂しかったですが、お肉は美味しかったです。もう一つ印象的だったのがデザートに食べたマンゴーフロート。マンゴーフロートとはフィリピンの定番スイーツで、マンゴーとクリームがビスケット交互に重なり層になったケーキです。通常はクリームの味(コンデンスミルクと生クリームを混ぜたもの)とマンゴーの味がメインですが、ここのマンゴーフロートには黒蜜がかかっていたのが新鮮でした。ほんのりほろ苦い甘さがアクセントで美味しかったです。ステーキハウスの隣でドリアンが売られていて、時々風に乗ってドリアンの香りがほのかにしましたが、それも南国気分を盛り立てます。

夜のホワイトビーチ
夜のホワイトビーチ
夕飯時のDモール
夕飯時のDモール

さようなら楽園の島

楽園の島から現実に戻る日。名残惜しい気持ちを振り払い、パナイ島に向かいます。帰りのルートは往路より簡単。あっという間にセブ島に着いてしまいました。

ボラカイ島の印象は、確かに全てがコマーシャライズされていて、レストランやトライシクルの値段も少し高い感じがしました。他のセブ付近の島へ行く時よりはお金はかかります。しかし、外国人観光客が多いので、サービスがしっかりとしていて、トライシクルも価格が固定されており、価格交渉の必要がなかったのは楽でした。初めてフィリピンを旅行するには、安心して回れる場所のような気がします。

ビーチはおそらく唯一無二。フィリピンには美しいビーチがたくさんありますが、このような砂浜はなかなかないのではないでしょうか。あの滑らかな砂の上を肌足で歩いた感触は忘れられません。

鮮やかなホワイトビーチ
鮮やかなホワイトビーチ
行きと同じようにボートでカティクラン港へ
行きと同じようにボートでカティクラン港へ
綺麗で広いカティクラン空港
綺麗で広いカティクラン空港
さよならボラカイ島
さよならボラカイ島
ホワイトビーチにはちょっとしつこいおじさんがいます。
アクティビティを勧めてくる人、ドライバッグ、防水ケースを売る人、麦わら帽子、サングラス、レーザーポインターみたいなおもちゃを売る人。
ビーチでぼーっとしていると入れ替わり立ち替わり声をかけてきます。気さくで陽気で悪い人たちではなさそうですが、何人もの人が売り歩いているので、一度断ってもまた別の人が勧めてきます。
ホワイトビーチを歩くたびに誰かが声をかけてきます。
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